【工場の祭典について】

・工場の祭典の開催に至る「動機付け」や「リーダー」を知りたい。

・小樽市で工場の祭典のようなイベントをしようとしても困難であると思われる。（多くの事業者や複数の自治体、団体が協力して大規模なイベントを行うこと）
理由として、燕三条市などの北陸地方は文化的、歴史的に考えては皆と連携して実行するという風土がある。一方で、北海道は開拓の歴史なので、自主自立の精神であるため。

【女性雇用・若者雇用について】

・女性、若者が多く、工芸系・芸術系の学生が多い。

・女性が活躍する場所、働く場所、女性の居場所としてのものづくりの現場が確立している印象を受けた。

・見学先の工場では女性が誇りをもって働いているのが良くわかる。

・女性が多いことは地域が連携しているから可能だと思う。連携して子育てや家庭生活を両立できる体制があると思われる。

・企業としては中途や家庭を持っている女性も雇用したい。海外の技能実習生よりも身近で重要な存在。

【三条市について】

・三条市の賃金補助制度について、過去に小樽市にも雇用促進のための賃金補助制度であったが、このような根本的な制度が重要だと感じた。

・三条市の賃金制度の詳細を知りたい。

【ものづくり、ものづくりの現場について】

・魅せる（見せる）ものづくり、作っているところを見せて欲しくさせる。

・工場、製品のデザインがしっかり考えられており、参考になった。

・見られている職人も活き活きしていた。

【報告について】

・動画による報告が斬新で面白い。

・動画での報告により、参加しなかった会員に対しても伝わりやすい。

・ものづくりの魅力を工場の祭典のようなイベントでアピールすることも重要であるが身近なところで「子供の時から」「どのように」ものづくりを伝えていくかもポイントだと思われる。よって、ものづくりの現場を子供のころから見せる施策が必要だと考えられる。例えば、子供の頃に作るプラモデルなども将来のものづくり産業への就職に繋がると思う。子供の頃からのものづくり体験は重要だと考えて、自社でものづくりスペースを作るなども検討するのも良いと思う。

・企業、事業者から引いた視点も大切だと思う（行政側、商工会議所側）。

・女性の雇用についてC・P・O会員企業からリーディングカンパニーが出てくると良い。

・何かを実行するのは大きな協力が必要であるが、きっかけをC・P・Oでできれば良い。

・三条市について、まだまだ深掘りできる。次年度も三条市視察を検討したい。